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【青春時代思い出の曲 No1】50年以上たっても、良い曲は心に残ります

ボブ・ディランの名曲、「ライク・ア・ローリング・ストーン」(Like a Rolling Stone)です。
1965年にシングルで発表され、その後写真にあるアルバム『追憶のハイウェイ61』に収録されています。
長い時間が経っても、何度聞いてもたまに思い出す曲です。やはり歴史的な名曲なんでしょうね、というわけで久々に聞きなおしてみました。
フォークソングとロックを融合したフォーク・ロックと呼ばれますが、この曲は語りかけるような曲の流れもあり、それにビートが合わせることでより多様でメッセージ性の強い曲になっています。1960年代のフォークソングは公民権運動盛んなアメリカで政治的な内容、アナログなフォークギターを使ったものが多かったのですが、ディランはそれまでロックがエレキギターやドラムを中心に男女の恋愛を唄ったものが多かったのに対してフォークとロックを融合させた新しいジャンルを切り開いたといえますね。
ある意味ビートルズも恋や恋愛以外を歌うことで、それまでの常識を打ち破りましたが、社会的メッセージ性の強いプロテストソングを歌うの代表曲であり、ディランにとってもロックの世界でも歴史的な曲になったことは間違えありません。
曲の内容は上流階級の女性の転落を歌いながら反体制的な社会批判を含めてそれまでのディランが追求してきたテーマの総決算になっています。
アルバムジャケットにある若き日のディランもカッコ良いですね。
当時としては6分間近い長い曲も珍しかったと思います、ディランもノーベル文学賞を受賞したりと70歳超えても活躍していますが、まだまだ良い曲を提供してもらいたいものです。
ちなみにこのアルバムはLPレコードでも所有していますが、聴くのはCDですね。


by cd_daisuki | 2019-03-03 18:38 | 音楽 | Comments(0)